標的:9え?何!?俺悪い事した!?
「えっ!?ちょっ何!?」
何で俺、リーゼント集団に囲まれてんのッ!?忘れてたけど、隣の人って草壁さんじゃん!腕を掴まれて持ち上げられて、今どこかに向かってます。
「はっ!?何処行くの!?草壁さん!」
「放送を聞いただろ?委員長が呼んでる」
「あぁ・・。そうだっけか。じゃあ下ろしてよ。自分で行くから!」
「委員長の命令だ。丁重にもてなせと」
「はぁ!?何処が丁重だよッ!?良いからはーなーせー!!」
はジタバタ暴れるが、草壁さん+集団はその間々応接室へ連れていかれた。しばらくして、応接室前に来た。
「それじゃあ、此処からはお一人で」
「え?」
「失礼します!様!!」
「まっ待って!」
そう言う前にリーゼント一行は、何処かに行ってしまった。・・はぁ・・・。応接室の扉を仕方なくノックする。
「どぇーす。おおせの通り来ましたー」
「何その言い方。・・入りなよ」
「失礼しまぁーす」
雲雀さんに言われて、応接室に入る。すると雲雀は奥にある黒い大きい椅子に座っていて、こちらを向いた。いつにも増してかっこいい!
「。遅いよ。ここに来るのに何分かかってんの?」
「それがですねー。急な事と恭弥の部下(?)の人達が来てびっくりしたんですよ」
「あぁ・・・。草壁達はひどくに忠実になったからね」
「え?何で?俺、何かしたっけ?」
「さあね」
雲雀に言われる間もなく、は勝手にソファーに座る。そして雲雀も元いた場所から立って、の前のソファーに座る。
「それで。何用で俺を呼んだの?」
「何?帰ろうとでも思ったの?」
そう雲雀は言うと、の前にすごい量の書類をドサッと置いた。
「何コレ?」
「君、一応風紀委員長でしょ。だからこの書類に全部サインして」
「えぇ!?マジで!?いっぱいあるじゃん!」
「これ今日中に仕上げてね。でないと帰さないから」
「はぁっ!?じゃあ恭弥は何すんのさ!?」
「ん・・?」
雲雀はまた席から立つと、奥の席へ戻ってうつ伏せになる。
「寝る」
「マジでかい!」
すると数分後、静かな寝息が聞こえて来た。
「ちぇーっ。ホントに寝ちゃったしー」
しぶしぶは判子を持って、書類に目を通す。こういうのって見て適当に判子を押せば良いんだよね?そう思いながらテキパキと判子を押していく。あー・・腕イテー。手イテーッ。以外と疲れるんだよね、この作業。
〜数時間後〜
もう日も落ちて来て応接室の中に、月の光が指しこんでいた。そんなに暗いというのやな、応接室の中は電気がついていなかった。
「んあー。終わったぁ!・・・・ってもう夜ぅ!?」
もう全部書類に判子を押したは、やっと夜だという事に気付いて電気をつけようとしたが。雲雀が寝ていた事を思い出して、自分が着ていた上着を持って雲雀の側にいく。すると雲雀の寝顔が見えて・・・。かっこいぃー!!てか可愛いー!!v雲雀さんの寝顔ってレアじゃねェー!?うっわー鼻血出そー!とか思っていて本当の目的を思い出して、自分の上着をかけようとしたら。腕を掴まれて雲雀の方に倒れ込んでしまった。
「うわぁっ!ってぇーって。恭弥起きてたの!?」
「うん」
「いつから!?」
「そうだね。が『終わったぁー』って言ってた所からかな」
「ほとんど最初っからじゃん!てか手ー離せー!!」
「嫌だ」
はぁっ!?ちょっとこの状況めっちゃヤバイんだけどー!!!恥ずかしくて死ぬー!一体雲雀さんは何考えてんだか・・・。
「ちょっとー雲雀さーん!」
「今、雲雀って言ったね?」
「あ」
「恭弥って呼べって言ったよね?お仕置きが必要かな?」
「へ?そっそれは勘弁して!!ていうかもう遅いから帰りましょーよ!」
「ん?もうそんな時間?・・いま話をそらそうとしたね」
「そそっそんな事あーりませんよー?」
「明らかに声が上がってるよ。・・はぁ。もう疲れたし、帰ろうか」
「よっしゃ!・・・はーい!賛成でーす!」
雲雀は学ランを着なおして、扉に向かっていく。その後に続いていく。暗い廊下には、二人の足音が響く。結構遅くなっちゃったな。ツナの家に間に合わないかもー!
「もう面倒臭いや」
「へ?」
すると雲雀は廊下の窓から下に向かって降りてしまった。
「ってええぇぇぇッ!?どっから降りてんの、恭弥!!」
「煩い・・・。近所迷惑。君も早く降りておいでよ」
「えー!無理だってムリ!!」
「ふーん。なら置いて行こうかな」
「まっ、待ってよ。恭弥ー!」
は雲雀にそう言われて躊躇なく扉から飛び降りる。いつの間にか恭弥はバイクに乗っていて、俺にヘルメットを投げ渡した。後ろに乗れという事だろう。
「恭弥ってさ。バイク乗ってるけど免許もってんの?」
「・・・・・・・僕に不可能はないのさ」
「何?何なのその前のだんまり!!」
ぶつぶつ言いながらヘルメットを被って、は雲雀の後ろに乗った。うっわー!めっちゃおいしいポジションじゃん!!
「ちゃんと捕まっててよ。飛ばすから」
「オーケー!」
恭弥にそう言われて・・・ギュッと腰に抱きついてみたり??キャー!!!(壊れた)
「また何か変な妄想してたでしょ?」
「うぇっ!?そんな事ないよー♪」
ちょうど良いスピードで暗い道をバイクで走っていく。雲雀の腰に手を回しているので、温かい。辺りは点々と道を照らす、点灯がついて来だした。
「そういえば、の家って何処?」
「あれ。教えてなかったっけ。今さっきまで覚えてたのに、また忘れてた。ツナん家に用事ががあったんだった」
「ツナ・・・?あぁ・・沢田綱吉ね。そいつの家に何の用?」
「奈々さん・・・あ、ツナのお母さんが一人じゃ寂しいでしょうから、夕飯食べにおいで。って言ってくれたんです」
「・・そうなんだ。じゃあ沢田家に行けば良いかい?」
「うん。お願い」
少し会話をしてから、バイクが一つの家で止まった。バイクから降りて。
「じゃあ、僕は帰るから」
「あぁ。此処まで送ってくれてありがとね!」
「どういたしまして」
「じゃ、お休みー!」
「うん。またね」
そう言って雲雀はバイクをまた走らせて行ってしまった。はその背中を見送ってから、インターホンを押して中に入った。
「お邪魔しまーす!」
「あ、。お疲れ様」
「おーツナー!もうホント疲れたよ〜」
「そのようだね。・・ちょっとお客さんがいるけど、良いかな?」
「うん?俺は構わないよ。誰が来てんの?」
「それはね・・」
ツナが言おうとしてリビングへ行ったら、奈々さんが出迎えてくれた。
「いらっしゃい。ちゃん」
「お招きしていただいて、ありがとうございます」
「いえ、良いのよ。貴方も一人暮らしで大変だろうから」
うっわぁ・・・・。ちょっと涙出そう・・。めっちゃ嬉しいんですけど!ふと見ると机に美味しそうな料理が並んでいて、見慣れない後ろ姿が見えた。その人は俺に気付いたのか、振り向いてきた。慣れない箸を使いながら、口にご飯つぶをつけながら。
「ふゴォ!?誰だ?」
その人は金髪に刺青をしていた・・・。ってこの人ってディーノォー?!!
007.3.9.14:56