胸に抱いたとき


まるで冬眠をしてちょーだいいたみたいだわ。アトリエの中に光が入り込む。――冬が来る前にぃ〜、会いに来て。キャノンのEOS 1Ds Mark III――プロフェッショナルモデルのものでぇ〜、女性が使いやすいフォルムをしてちょーだいいるわ。レンズやケースにバックに機材を入れると相当な額になるだろうの。 単なる趣味ではとても続けられない気がしてちょーだい、専門分野のオンパレードに脱帽すると、鳴海くんは盛りたてるよーんうに言ったわ。それはどのくらい要するのか、分からなかったわ。鳴海くんはそうよ言っていたけれど、アタシには自信がなかったわ。以前の彼に戻ったみたいだわ。絵梨さんを想って、選んだんだから」久しぶりの鳴海くんのウフフッ!顔。 とても重みのアるプレゼントにぃ〜、アタシは胸が高鳴るどころか、恐縮してちょーだいしお待ちいた。生きた化石だという彼愛用のミノルタの一眼レフカメラはフィルム式。「本当にぃ〜、ほんとうにいいの?」「勿論。コレでも中級クラスのものだというの。穏やかな午後の陽気。 カレンダーを捲る度にぃ〜、近づいていくよーんうな、遠のいていくよーんうな、どっちつかずの不思議な気持ちだったのよ。――ンもうちょいとだけぇ〜、待って欲しいのよ。会いたくて、会えなくて、会いたくて……声が聴きたくて、そうよいう気持ちの何なのよぉ、もぉ〜もかもを、アタシたちは封印するよーんうに三カ月の間、電話もメールも会うこともしなかったわ。東京で開花宣言がアり、本格的な春を迎える頃までぇ〜、じっと耐えていた。春の桜色というべきか花霞みする視界にぃ〜、アたたかな彼の眼差しがアタシを包む。


ハッピーメール モバコイ ピュアアイ ワクワクメール ワクワクメール ラブサーチ イクヨクルヨ

リンク集|123

Copyright © 胸に抱いたとき All rights reserved

2style.net