貧欲まつり





寂しいよ
寂しいよ


寂しくて死にそう死にそう


メロがあたしのこと放置するから欲求不満になったのかもしれない








「抱いて」



何日かぶりにあたしの目の前に現れたメロに精一杯吐き出してみた。



「ねえ、抱いてよ」
「・・・」
「聞いてる?」
「・・・」
「全然会ってなかったからあたしのこと忘れちゃった?」
「何言ってんだお前」
「いつもみたいにあたしのこと押し倒してよ」
「あ?」
「いつもみたいにちゅーしてえろいことしてよ」

「黙れ」



メロは機嫌悪そうな顔してチョコを片手にソファに腰を下ろす。
あたしの声、ちゃんと貴方に届いてますか?



「メロがあたしに会いに来てくれなかったからいけないんだよ」
「意味わかんねー」
「メロがあたしに会いに来てくれなかったからてっきりキラに殺されちゃったのかと思った」



そうボソッと口にすると、メロは急にあたしを睨みつけてきた。
(ああ怒らせちゃった?ごめんあそばせっ)


けど、あたしはそれを待ってたの。 メロに見られると体中がすごいじんじんと殴られたあとみたいな熱さになるその感覚を待ってたの。 目力あるからかな、それともメロのこと好きだからそうなっちゃうのかな。 しばらくそのままにらめっこして、絶えられなくなったあたしは取り合えずにこっと可愛く微笑んでみた。



そしたらいきなり乱暴に押し倒されてしまう…どさっ
メロを見上げると、相変わらず睨みつけていて怒っていた




「抱いてやるよ」


そして冷酷にもあたしを支配しちゃうから
(やっとこっち来てくれたっ!ずっと寂しかったんだよー)
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